感情という名のエネルギー
どうしようもない悲しみに襲われたとき
沸き上がる怒りに心が支配されそうなとき
私たちはどうしたらいいのでしょう。
そう、学校では教えてもらいませんでした。
だから大人になってからみんな苦労します。
感情って、勝手に生まれてくるエネルギー。
なかなか厄介です。
ですが私たちは涙という浄化装置を持っています。
泣くことで、感情エネルギーを外に出せると
こどもたちに教えてあげてください。
泣くこと
話すこと
書くこと
身体を動かすこと
安全な方法を、一緒に考えてあげてください。
すっきり外に出せたら、きっと自分で悩みを解決できるでしょう。
感情エネルギーに翻弄されて見えなかった
自分の本心を知ることが出来るでしょう。
自己否定の感情も、書いて話して全てを外側に表現できたら、勝手にひっくり返って肯定感が生まれます。
自分の感情エネルギーをどう扱い、どう発散し昇華させるか、ということを考えるのは大きな成長に繋がるのではと思います。
悲しみや怒りを解放する方法のひとつとして
精神科医 越智啓子先生のアロマテクニックより
いくつかご紹介しますね。
不安・悲しみ・・ベルガモット、ジャスミン
怒り・・ヤロウ、グレープフルーツ、イランイラン
深い悲しみ・・ローズ、ネロリ
恐れ・・ローズ、オレンジ
自信欠如や自己否定・・クラリセージ
のどのつまり、自己表現の低下・・ベルガモット、サンダルウッド
ショックや心の傷・・ネロリ、ローズ
不眠・・ベルガモット、ラベンダー、カモミール
アロマのいいとこは、ただ嗅ぐだけでOKということかもしれませんね。
画像は今朝の読み聞かせで紹介した絵本。
ドイツのセラピストが、悲しみに沈んだ時どうしたらよいかを優しい物語で描いています。
関連記事